メタモのボクシング観戦記

ボクシング関連のニュースや展望予想・観戦記、チケット情報、動画等を書いてます。

大晦日5大世界戦 

WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
王者:内山高志(ワタナベ) vs. 同級9位:イスラエル・ペレス(アルゼンチン)

序盤から内山がブランクを感じさせない左を中心に丁寧なボクシング
その左も多彩で、ジャブを高いガードの隙間から打ち相手の入り際に左のボディなどをヒット
心配された右のパンチもガードの上からでもしっかりと打ち込めている。
ペレスもパンチの種類は多彩だが内山はキッチリとブロックしている。
内山のボクシングはハードパンチャーでありながらどれかが当たればいいという様なボクシングではなく、詰め将棋の様なコツコツと相手を追い詰めていくボクシングが基本
世界を取る前などはほとんどポイントすら失った事がなかったほど
この試合も内山らしい相手を徐々に破壊していくボクシングで、結局ダウンは奪えなかったが9回終了時点でギブアップ
内山の9R終了TKO勝利となった。

1年ぶりとなったが、完勝と言っていい試合で1者がイーブンだったというのは驚き
2015年の内山にはコンスタントな試合と、ビッグマッチを期待したいが正直渡辺会長にその気があるのか疑問に思ってしまうのも事実
肉体的な衰えはもちろんだが、モチベーションが下がってしまわないか不安になってしまう。
日本が世界に誇れるチャンピオンなだけに、2015年は何とかお願いしたい。

WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ
王者:河野公平(ワタナベ) vs. 同級5位:ノルベルト・ヒメネス(ドミニカ)

河野が辛くもドローで防衛に成功した。
試合始まってすぐにこれはヤバそうと思った人も多そうだが、河野に限らず日本人が苦手なタイプ
河野に関しては最近試合運びがかなり上手くなっていた印象だが、ちょっと前の悪い癖が出てしまった感じ
こういった相手に付き合わず精度が高いパンチを打てるようになれば安定王者に近づけるのだが…
ベルトを守れた事は大きいので次に生かして欲しい
渡辺会長は亀田に未練タラタラな印象だが、海外でやるつもりなのだろうか?

WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
王者:アルベルト・ロセル(ペルー) vs. 同級9位:田口良一(ワタナベ)

井上尚弥に唯一KOされなかった田口がダウンを2度奪い見事戴冠!
田口は序盤はジャブを中心に打っていったが、中盤辺りからボディも増やした。
ロセルは大振りなのと、田口のプレッシャーの強さに動かされている印象。
田口のピンチらしいピンチと言えば7R終了間際ローブローの後に右のクロスの返しの左フックを喰らってしまい膝が揺れたところ
これはちょっと効いていたが、追撃を喰らう事無くゴングとなったのでツキもあった。
続く8Rダメージも見せず田口が攻め、右ストレートからの左ボディでこの試合最初のダウンを奪う。
9Rもスリップ気味のダウンを追加して田口
KOの期待も膨らんだが、フィニッシュには持ち込めず判定での勝利となった。
初防衛戦は暫定王者との対戦になるが、サウスポーなので距離を潰して戦って欲しいところ。



WBA&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
王者:ギジェルモ・リゴンドー(キューバ) vs. 同級6位:天笠尚(山上)

2014年の大晦日の世界戦で最も衝撃的な瞬間があったのはこの試合
安定王者のリゴンドーが日本のリングに初登場。
スタートは天笠が意外と距離を潰してボクシングが出来た事と、序盤ちょっとリゴンドーに堅さがあった印象
しかし、スピードにも差がありペースはリゴンドー
5Rにはリゴンドーの左を何発も喰らい腰を落とすシーンも…
やはりリゴンドーの壁は分厚く高かいのかという雰囲気の中、衝撃の瞬間が訪れたのは7R残り30秒を過ぎた辺り
リゴンドーが天笠の周りを回りこんで単発を繰り返していたところ、回りこんだ先に天笠が振り向きざまに右ストレートでリゴンドーからダウンを奪う!
足元の定まらないリゴンドーはクリンチに来るもクリンチ際のパンチで再びダウン!
奇跡の逆転KOの期待が高まるが、やはり安定王者リゴンドーは強かった。
8Rはまだダメージを感じさせる動きだったが、冷静さは保っており天笠に追撃を許さなかった。
続くラウンドからは再び自分のボクシングを取り戻し、逆に天笠はボディーのダメージもあったのか狙いすぎかリゴンドーに休ませてしまった。
天笠はリゴンドーのパンチで右の目と左の頬を大きく腫らし、ダメージも重ね10Rにはガードの隙間を打ち抜く左ストレートでダウンを奪い返されてしまう。
11Rもダメージ深い中何とか持ちこたえるが、顔の腫れがひどくこのラウンド終了でギブアップとなった。
敗れはしたが、戦前の圧倒的不利予想を覆す大健闘振りに心が打たれた。
リゴンドーも少々ナメていた部分はあったかもしれないが、世界一流のボクシングを見せてくれた。
敵無し状態のリゴンドーだが、日本人にとっても決して越えられない壁ではない事を天笠は証明してくれたのではないか。

IBF&WBO世界ミニマム級王座決定戦
WBO同級1位:高山勝成(仲里) × WBO同級2位:大平剛(花形)

スタートは大平の左が高山の入り際にヒットしてリード
しかし、旺盛なスタミナが武器の高山が徐々にペースを上げていく
5R辺りから高山はボディを増やして大平は失速気味になっていく
7Rボディを起点とした高山の数え切れないほどのラッシュに大平はロープから逃げる事が出来ずレフェリーがストップした。
経験の差も出た試合だったと思うが、高山はこれで2団体統一王者になると共に主要4団体全てのベルトを獲得した事になる。
ただし、戦前にも書いた通りこれで統一王者というのはちょっと違和感があるのも事実。
統一王者に相応しいベルトの価値を高める試合を期待したい。


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