WBC世界バンタム級タイトルマッチ山中慎介 vs. アルベルト・ゲバラ
山中の左に再び神が降臨し9RKOでゲバラを撃破!
と言うと、とても楽な試合だった様に感じてしまうが、
この日の山中はスタートから少々雑な試合運びで、右が少なく倒そうとしすぎな印象
4Rまではゲバラのフットワークに手を焼き、公開採点ではリードしていたが個人的な採点ではこの時点ではドローだった。
5Rからはいつもの山中になってきて、ペースを完全に握った。
8Rには左で2度のダウンに、ダウンを取られても良いようなスリップで完全に時間の問題に
9R開始早々長い左でダウンを奪いカウントアウト
バンタム級最強王者が多少攻めあぐねたものの、キッチリ倒し切るのは流石と言う他無い
2階から見ていて思ったのは、本当に山中の左は伸びるしパワーもある
これでますます山中のビッグマッチ実現が楽しみになってきた。
亀田三男との統一戦も良いが、本人も言うようにモレノやマクドネル辺りもターゲットか
会場に来ていた来月同じリングで椎野と対戦する岩佐も雪辱の機会を待っている事だろう
アンダーカードは、ローマン・ゴンサレスは久しぶりに生で観たが相変わらずの強さだ
この日のロマゴンを観ると、井岡が対戦を避けるのも仕方ないかという気になる。
世界戦がキャンセルとなったホルヘ・リナレスは見事の右のカウンターで1RKO勝利
コンディションも良さそうで、世界戦が観たかったというのが正直な気持ち
相手も決して弱い相手ではないと見えただけに、この結果は素晴らしい
粟生も1RKO勝利
右と左で1発づつダウンも奪ったが、粟生は調子さえ良ければ世界のトップクラスの実力があるのは間違いない
減量苦からの解放で安定してコンディションが作れるのであれば、ライト級での戴冠も可能性十分
ついでに同日行われたドネア×ダルチニアン
ドネアが意外にも苦しんだ試合で、もしあのまま判定まで行っていたら敗れていた可能性もある。
力の差はあるのだろうが、ダルチニアンは完全なコンディションかつ良くも悪くも変わらないスタイル
ドネアは6年前のアップセット時とは、立場が異なったのが苦戦の要因の一つではないか
丁寧なボクシングをすれば楽に勝てるのかもしれないが、ドネア自身がそれを望んでいないように感じる
#国技館に集まったのはまさしく“ボクシングファン”だったと思う
リナレスやロマゴンに大きな拍手が送られる
試合内容はもちろんだが、同じ会場にいるファンの雰囲気も生観戦にはとても大切だと改めて感じた
来月の国技館この日観戦しに来ていた八重樫や井上などの選手だけでなく、ファンも再び集まりそうだ
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