メタモのボクシング観戦記

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村田諒太V2戦 結果 

WBA世界ミドル級タイトルマッチ
王者:村田諒太(帝拳) vs. 3位:ロブ・ブラント(アメリカ)

1Rブラントが積極的に出てきてスピード有るジャブを繰り出す。
ブラントのアッパーが村田の顎を跳ね上げるシーンも。
村田はボディでブラントの足を止めたいところか。
ブラントは1..2Rかなり飛ばしたが4R辺りから手数が減り村田のボディが当たるようになってきた。

5R村田の右がブラントの顔面を捉え左のボディもヒット。
ブラントは手数はあるがスピードは落ちてきた。
中盤以降、村田はちょっと疲れも出てきた印象で、右の重たさはあるがキレが無くなってきたか。
9Rブラントのコンビネーションからの左で村田少し効いたか、村田も少し強引に出ていく形に。
村田は最後まで決定的なシーンを作れずゴング。

個人的採点は116-112でブラント
オフィシャルは118-110 119-109×2のユナニマスでブラントが新王者に。

ブラントは村田をよく研究しており村田の打ち終わりなど細かくパンチを当ててきた。
村田はて数少なく打ち終わりのガードも甘くなりブラントの細かい連打を浴びてしまう展開を最後まで打破することが出来なかった。
夢のビッグマッチが手の届く場所にあっただけに非常に残念な敗戦。
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井上尚弥WBSS初戦&拳四朗V4戦 

WBCライトフライ級タイトルマッチ
王者:拳四朗(BMB) vs. 5位:ミラン・メリンド(フィリピン)

八重樫を1RKOした試合や昨年大晦日の田口との一戦で日本でもおなじみのメリンドを迎えた拳四朗の防衛戦。
序盤から拳四朗のジャブが効果的で、距離を完全に支配している。
拳四朗はパンチを当ててからスッと引いて自分のパンチだけを当ててメリンドのパンチを喰わない。
戦前に距離の支配力は自分の方が上と言ったメリンドに対し、自分の方が上だと主張した通りのボクシングが出来ていた。
6Rには右でメリンドが左目の上をカットするなどワンサイドに近い形。
7R拳四朗が詰めにかかりメリンドの出血がひどくなりドクターチェックとなり、そのままストップとなり拳四朗が7RTKOで4度目の防衛に成功!

拳四朗の安定感はかなり進化していたのではないか。ステップワークに効果的なジャブの放ち方で元王者を完璧にコントロール。
あの出入りの速さについていけないとなると途端にワンサイドになってしまう。
長期政権も十分可能だが、田口や京口といったところとの試合が組まれれば盛り上がるのではないか。



WBA世界バンタム級タイトルマッチ
王者:井上尚弥(大橋) vs. 同級4位フアンカルロス・パヤノ(ドミニカ)

WBSS初戦でまたしてもモンスターがモンスターっぷリを発揮した。
試合が始まるとパヤノは半身に構えながらジャブをボディに打ち込んでくる。
井上は冷静にパヤノの右を前に出した左手で払い落としながら距離を測っていた印象。
試合が始まり1分ほどしたところ、井上が拳を一瞬下げ下から突き刺すようなジャブからワンテンポ置いてタイミングをズラし右をズドン。
この右が完璧にパヤノの顎を捉え、パヤノは硬直したままダウン。
ダメージは深刻で立ち上がることは出来ず、井上尚弥が1R70秒で元スーパー王者を秒殺!
WBSSバンタム級準決勝へ駒を進めた。

正直言ってWBSSの中で嫌な形の苦戦をするならパヤノかなと思っていましたが、寄せ付けませんでしたね。
頭とかラフファイトにどう対応するのかなど一抹の不安を感じていた人は多かったと思いますが…
あれだけ半身になっている相手に中に踏み込んでいってますからね…強すぎる。

しかし、生観戦した方は感じたと思いますが、会場の雰囲気最高でしたね。
なかなか日本では見ることの出来ないスタイルで、一緒に行ったあまりボクシング観戦歴の無い友人もテンション上がっていましたね。
WBSSスーパーライト級の方は…でしたが^^;

さて、井上の次戦は再来週に行われるロドリゲスとマロニーの一戦の勝者と来春に予定。
ロドリゲスとマロニーの一戦は井上×パヤノに次ぐオッズ差で圧倒的ロドリゲス有利とされています。
井上を脅かす存在なのかどうか、来週のテテ×アロイヤン同様注目しましょう。


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木村翔×田中恒成 結果 TBS放送 

WBO世界フライ級タイトルマッチ
王者:木村翔(青木) vs. 2階級制覇王者:田中恒成(畑中)

CBCでは生中継されましたが、関東ではTBSで26日深夜2時50分から放送されます。

ゾウ・シミンを倒したこともあり中国でも人気が高い木村に、今回がロマチェンコに並ぶ12戦目での3階級制覇チャレンジの田中という注目のカードでしたが、高い期待をさらに上回る好ファイトとなりました。

1Rからお互いに鋭いジャブを放ち距離はあまり取らずに打ち合いに挑んだ。
パワーは木村に分がありそうだが、田中のコンビネーションや上下の打ち分けが光る立ち上がり。
2Rには田中がグルグル回りながら多彩なパンチを当てリードするが木村も右で応戦、田中も気弱になるところは見せず強気に応戦しラウンド残り30秒あたりでは左フックのカウンターがヒットし木村をグラつかせる。
その後も前半は田中のステップワーク巧みに多彩なコンビネーションを的確にヒットするシーンが多く、木村の顔を腫らしていきワンサイド決着も有り得るかと感じさせた。
しかし、アウェーでタイトルを獲得した木村の根性はさすがで、コツコツとボディーの連打など田中の体力を削っていく。
田中はコンビネーションの後にサイドに動ける時はパンチを貰わないが、そのままの位置にいると木村の追撃を喰ってしまう。
後半も田中の速いサイドからの攻撃に木村も必至に応戦し時折良いパンチはあるが、目も塞がり中間距離だと田中が優勢。
最終12Rはお互いの魂を込めた右クロスの打ち合い3連発で会場大歓声!
木村はダメージもあるか左のフックを打つとそれだけでよろめくほどだが最後まで手を止めず、田中も最後の力を振り絞り応戦し試合終了のゴング。

個人的採点は116-112で田中恒成
オフィシャルは114-114・115-113・116-112の2-0で新王者誕生!

初回から激しい攻防で非常に見応えのある好ファイトでした。
テクニックやスピードは田中恒成が上回っていましたが、木村の気迫あふれる試合運びも目を奪われました。
どちらに付けても良いラウンドが多く採点的には僅差の判定でしたので再戦の期待も高まるでしょう。
個人的には再戦したらよりハッキリした形で田中恒成が勝つのではないかと予想しますが、もし再戦となったら注目ですね。

残念がら全国生中継されなかったこの試合ですが、田中恒成は名古屋のローカルスターで終わる器ではないのでもっと広く知られてほしいですね。


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